2009年01月20日

HELMUT WALCHA J.S.Bach Organ Works

bachorgan.jpg
 
クラシックの少々古い名盤というのは、おそろしく安い。セット物だと、一枚あたりの単価がちょっとしたお菓子くらいの価格で買えてしまったりします。こんな価格で本当に大丈夫なんだろうか、と心配になってしまいますが…僕のようなコアではないクラシック聴きには、自分の世界を広げるためにとても有効で、大変ありがたいことです。
 
ある日、ふとオルガンの音が聴きたくなって、と言っても全くその辺に疎い僕は、やっぱりバッハかな、などと思いながら何気なくネットで物色。そこで、この超お値打ちなボックスセットに出会ったわけです。10枚組のボリュームを本当に聴けるのかな、という不安はあったものの、第一人者のオルガンが思う存分楽しめる。こんなチャンスは逃せないということで、早速購入しました。
 
もう60年くらい前のモノラル録音(二度行なったうちの最初の全集録音)なのですが、僕のように事務所で聴く分には何ら差し支えないクオリティ。整然と、かつ滔々と流れるバッハのオルガン。ヴァルヒャは静のオルガニストなのだそうです。納得。
ですが、何でもないBGMではないのです。段々とオルガンの音が身体を包み込んできて、やがて浸食されてしまうような、何ともいえない感覚。うーん、さすがバッハ。不思議と心が落ち着いてきて、集中してじっくりとデザインに取り組むことができます。

もっとも、事務所の人は始終これを聴かされていたらたまらないでしょう。だから、一人のときやここぞというときに登場してもらうことにしています。

 
Bach J.S.: Organ Works [Germany]
posted by kuharc at 20:58 | Comment(3) | TrackBack(2) | 音楽
この記事へのコメント
お葉書、頂戴しました。
SOLIDなどお写真、雰囲気が出ていて、きれいですね。
カッコイイので、このままリビングボードの上に、飾らせていただきます。
ご丁寧に、ありがとうございました。

クハラさんのコレクションの中で、このバッハさんのアルバムは、10枚というボリュームに少々ビビり、入手時期はかなり後のほうかなって、思ってました。。先月、たまたまN響アワーでバッハ/ピアノ独奏曲の演奏を聴き「あ〜、バッハ、素朴でいいかも・・」ということで、これも何かの縁と思い、今回、チャレンジしてみました。

正直、飽きて、途中でギブアップするかな〜、心配でしたが、オルガン独奏曲といっても、トッカータ&フーガなど、色々な景色の演奏を聴くことができ、飽きることなく10枚、たっぷ〜り楽しませていただきました。

9枚目には、めずらしいかな、チェンバロの演奏が収録されてて、新鮮で、可愛らしかったです。

ながら聴きで、流してた部分もありましたが、それでも、Mool(短調)の曲が流れてくると、しっとりと、Dur(長調)の曲が流れてくると、明るく晴れやかに、私自身の気分がそれぞれで変化してたのが、面白かったです。

寒中のこの時期、温泉に入ったように心身じんわり温まる作品でした(^^)
Posted by リオハ at 2010年01月20日 18:38
リオハさん、コメントありがとうございます。
バッハは深いです。クラシック初心者の僕には難しいことは言えませんが、深いことは分かります。ずっと聴き続けていると、少しずつ理解していけるのかもしれません。
シンプル(というのは少し違う気がしますが…)にして深遠、建築に通じるところが大きいように思います。
Posted by kuharc at 2010年02月10日 16:06
クハラさん、リアクション、ありがとうございました。

おっしゃる通り、バッハも、建築に似ていて、深遠、容易には理解できないのかも知れませんね。。

バッハも建築も、ちょっとずつ続けていって、少しずつ理解したい、それでいいのかな。。ま、私は天然カメコなので、時間はかなり掛かりますがね。

いろんなジャンルの音楽に精通していらっしゃるクハラさんの音楽コレクションは、今では我が家の生活の一部になり、生活を豊かにしてくれてます。
いつも、感謝しています(^^)


Posted by リオハ at 2010年02月16日 00:56
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